好きな絵本の話

 絵本がだいすきで、いつからだったか毎月好きな絵本を必ず一冊買うことに決めている。今月の絵本、って本屋をぶらぶらするのがたのしい。

 

 たしかいちばん初めに買ったのは、にしまきかやこ作、わたしのワンピース、母の実家にあっただいすきな絵本で、うさぎの女の子が真っ白いすてきなワンピースをつくる。そんでそのワンピースを着て花畑を歩くと真っ白かったワンピースはいつのまにかいちめんの花もようになってる。すてき!と思って原っぱを歩くと今度は原っぱのもよう、鳥の群れに会えば鳥のもよう、突然の雨に降られれば水玉もよう、夕暮れもよう、満天の星空もよう、どんどんワンピースのもようが変わっていく。うさぎの女の子はいつでもラララン ロロロンってうたいながら歩いていくの、小さいころは特になにも考えず読んでいたけれど、すごく好きだな。今のわたしが洋服がだいすきなこと、歩きながらすてきなものを見つけるのが得意なこと、原点はこの絵本なのかもしれないなと最近思うようになった。ほんとうは雨の日や寒い日は得意じゃないけど、わたしはわたしのワンピースをすてきなもように変えていくのだ、とかよくわからないことをいつも思っています。

 

 

 

日がのびてきたな。5月や6月のにおいがたまらなくすきだ!体調は崩し気味だけどまけないぞ〜〜