のはらうた

 盛岡を離れた、さよなら、盛岡での4年間があって良かった。

 

いろいろあったんだけれど、1番うれしくて幸せだったことは大好きな友達ができたことだった。友達はかっこよくて、眩しくて、なんかだらしないときもあるんだけど行動のひとつひとつに理由があるように見えて、変な子なんだけど、どうしてもずっと好きだった。初めて心の底から人間としてこの人のことが好きだなあと思った。大好きな友達といれば無敵な気持ちになれた、別にたいしたことはしなかったけど君といるならなんでもできる!なんかラーメンに今日はライスつけちゃおかな!みたいな馬鹿な無敵さ、わかる?夜中のマックで待ち合わせして遊んだり、キャンプの時に準備抜け出して日本海の夕陽見たり、一緒にライブ行ったり、街中で急に叫んだり踊ったりする君にハラハラしたり、さらに友達を呼んで夜中に星見に行ったり、夏の夜の大学で缶チューハイ片手に静かにおしゃべりしたりとか、なんかとにかくここでの生活はすごく楽しかったんだ、良かった。

 思い出すとなんだかわたしたち、青くてかわいかったな。うれしかった。あったか〜〜、春ですわ。

 

 

 わたしの仕事は未来を創る仕事だ。と、思う。そうじゃなきゃいけないと思う。がんばりたい。

 わたしが子どもの頃近くにいてほしかった大人になる。難しいと思う。でも子どもでもい続けたいと思う。さらに難しいと思う。大人のまま子どもになれる人はかっこいい!すごくかっこいいよ。

 わたしはわたしが憧れる人間のようには自分に芯などなくてずるくて頭も容量も悪い。なりたい大人には一生なれないかもしれない、けどそれってつまり勉強だ、勉強って好きかもって最近思う。

ただ、勉強するということは自分が変わることだから、怖い。これまでもそうだったみたいに、今までの自分ではいられなくなるね。でも今日みたいに今までのことを思い返してじんわりあったかくてさみしい気持ちになれるのなら、大丈夫かな。幸せです。

 

 なんだかいろんな友達に会いたくなってきた、もうすぐ春が来るから足が軽いよ。