たとえば

 

 このあいだ夏休みのあいだ、安藤忠雄が設計したアトリエの中庭を見ました。

 正方形のタイルがあちこちに敷きつめられたきれいな庭園だったんですけど、近未来的って、あの、よくある建築様式とか美術館の庭園とかの計算された幾何学模様の噴水広場みたいな、角ばったコンクリート風の建物とか。好きなんだけど、いったい近未来とは。

 

 何十年も前からあるモチーフで、ある意味では使い古されてるけど、それでもモチーフとしての近未来はどこへもゆかないので、近未来っていつのこと?いつまで経っても来ないなあ。近未来という時代がそもそもパラレルワールドなのかもしれないよね、という仮説の話です。

 

 大丈夫って毎日毎日言います、

 いくつものパラレルワールドでそれぞれ自分の人生の物語を進めている話を聞いて、わたしもそうしようと思ったのです。

 ここではないどこかで、四角い庭に住むのです。