ぼくらは夜にしか会わなかった

 

昨日久しぶりに夢を見た

高校のときの友だちが死んだ夢だった。

なんでだか忘れたけど、怪我だったっけか、その子が入院してて、お見舞いに行ってそのままどうしても眠くてベッドの横の椅子でうたたねをしてしまっていた、ふと起きたらもう布団が冷たくなってた、という、地獄かよ〜〜。絶対そういうのやめてね〜〜。

朝はほんとに気分が最悪で布団から出れなくて授業も遅れて行ったけど、今はもうあんまり覚えてないや。良い良い

 

他人の夢の話がいちばんどうでもいいなあと昨日の朝思いました、君が悪夢みたって言うからわたしにも伝染したんじゃないの?どうなの?

 

 

 

 

 

 

今日はちょっと学部棟の2号館、古いほうの建物、すこし気になって好きな場所を見つけた。

初めて立ち入った最上階の5階、ほんとうにちいさなスペース(踊り場くらい)しかなかったのだけれど、おそらくふだんは鍵がかかっている屋上に出られる大きな窓があって、そこに面してぽつんと、これまたちいさな望遠鏡が置いてあった。

この建物は理科や数学のコースの人たちが使うから、夜になったら天体とか見るのかしら。いいなあ。ひとりでこっそり夜中に学校にしのびこんで階段をのぼりきった先の景色を想像する、絶対に異世界だ。こわいぞ。

 

その踊り場には、何も書いてない重い扉がひとつあって、すこしだけ開いていた。中をおそるおそる覗くとすこしまたまっくらな空間があって、さらなる次の扉には「海水類飼育室」の文字。海水類飼育室。言葉にできない感動をおぼえたわたしはこわくなって覗かなかった。中は鍵がかかっていなくて、開けても空っぽのようだったけれど、わたしには海水類飼育室がずっと思い描ける。まっしろなイルカの顔をした大きな魚とか、エメラルドに光るクラゲとか、おどろおどろしい顔の深海魚とか、光の届かないところでこっそりと飼われているやつらは絶対にいるのだ。こわいぞ。

 

 

 

 

 

 

不思議な部屋や変な建物がないかなあと、あったらいいのにと思いながらいつも歩きます。2年とすこし通っていた学校で今まで気づかなかったのはちょっと悔しいけれど、つまりはそういうことで、絶対にわたしがまだ全然気づいていないだけなのだ。探検するしかない。