みなと


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 スピッツの新しいシングル「みなと」を買いました。
最高だー。あー!最高だー。


もう日本人すべてに買っていただきたい。感動している。




勇気が出ない時もあり そして僕はみなとにいる
消えそうな綿雲の意味を 考える
遠くに旅立った君の 証拠も徐々にぼやけ始めて 
目を閉じてゼロから百まで やり直す


二番の歌詞が好きです、とても。


 草野さんの書く歌詞は、作り物でもつくろった言葉でもなくリアルだけれど、あくまで抽象的で詩的で、そこが好きです。

今まで19年間生きてきて、消えそうな綿雲の意味を考えたことなんてあったんだろうか。
恐らく一度たりとも無い。

でもその表現で情景が浮かぶし、歌の中の物語の、その人が何を、誰を想っているのだろうかなんて、考えることもできる。
錆びた小さな港から、大きな、途方も無いような海へ旅立った大切な人(これもあくまで抽象な気がする)への気持ちを考えてみる、途方も無いなあ。






 最近はスピッツの、草野さんの書く歌詞も変わっていっている気がする。昔のほうがもっと生々しくて抽象的で季節的だったと思う。
もちろんどっちが良いとかそういう話ではなく。

雪風や、僕はきっと旅に出るとか、ビギナー、つぐみ、スワンを歌う切実な大人の男性。田舎の生活やアパート、ハニーハニーを歌っていた猫目の青年とはもう違うみたいだなー。

たまに可愛らしい恋の歌も作るけれど、そういう切実な歌が目立つような気がする。

最近スピッツは終わりのことをよく歌う。終わりを見てるような気がする。
年齢なのかもしれないし今の時代だからなのかもしれないし、震災の影響もあるだろうし、全部かもしれないし、もしかしたら全く見当違いかもしれないし。

 それがどうしようもなくて胸が苦しいなあ。昔の曲を聴いて胸がギュッとなるのは、恋だったり、懐かしさだったり、そういう焦がれだけれど、そうじゃないこの気持ちはなんなのだろう。たまらなく好きです。
そんな風に聴いていると、私も今の気持ち、持っている気持ちもふと浮かんだ言葉も、今伝えたい人にすぐに伝えなきゃ、と思ったりもします。
あ、わたしの話は今はいいのだ。

スピッツが好きだ!
好きだ!ライブに行きたい!







 桜の季節が終わってみずみずしくて可愛いきみどりがあちらこちらで見られるようになったので、ようやく名盤ハチミツの季節が来た!

君と暮らせたら、を歌いながら緑のトンネルを抜けて朝の光に洗われるのです。
ドライブにいこうよ。